9月5日のオフショア相場で、1ドル=6.9344元と
7元に近づく下げ相場となった。
中国経済の失速による失望売りが要因だとする。
人民元が、2年ぶりとなる安値まで下落している
上に、この先、更なる一段安が見込まれている。
人民元は、8月に月間ベースで6ヶ月連続下落し、
年内にさらに下落して、心理的な節目である
1ドル=7元を超える元安になる見通しだ。
人民元安によって、中国経済への依存度の高い
新興国の通貨に影響する懸念が出て来た。
中国への輸出競争力維持のために、自国通貨
切り下げに追込まれるとされる。
今年4月に、デフォルト(債務不履行)を宣言した
スリランカに続き、バングラデシュ、ラオス、
パキスタンなど、中国経済の裏庭の南アジア
諸国が連鎖的に国家危機に陥っている。
一帯一路で中国経済と深く関わっている、
これらアジア諸国だけでなく、経済で繋がりが
大きい韓国ウォン、台湾ドル、タイ・バーツ、
マレーシア・リンギット、南アフリカ・ランド、
更に、メキシコ・ペソ、ハンガリー・フォリント、
ルーマニア・レイ、トルコ・リラなどの通貨にも
大きな影響が及ぶと見られている。
これら諸国の経済危機が深まれば、中国へも
影響が波及せざるを得ない。
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