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2022年10月22日土曜日

キノコのシーズン 火炎に注意 焚火は厳禁

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
キバナコスモス



10年ほども以前に、訪れたことのある山中の

公園で真っ赤な枝サンゴのようなキノコ

見つかり、猛毒の[カエンダケ]で大騒ぎに。

子供たちも野外学習やリクレーションで

よく訪れる公園の林で発見された。

ナラ枯れが一帯に広がっている時期であった

ため周辺各所で発見が相次いだ。

もともとカエンタケは原生林のような自然の

林に発生する珍しいキノコだった。

近年、カシノナガキクイムシ(カシナガ)が

ミズナラ・カシワ・コナラ・クリ・シイ・

カシ等の樹木に穿入し、樹幹内部でナラ菌を

培養・繁殖することで樹木を枯死させる

[ナラ枯れ]が北上して、東北地方にも被害が

拡散している。

[ナラ枯れ]で枯死した樹木の周辺では、

しばしばカエンダケの群生が発見される。

カエンタケは、夏から秋にかけて発生する

赤やオレンジ色のキノコで、人の手指や

トサカのような形をしている。

触ると皮膚にかぶれを起こす。

食べると、下痢や嘔吐、消化器不全や脳神経

障害などを引き起こす。

最近は、ソロキャンプブームでキャンパーが

山林周辺で火を焚くことが多くなった。

だが、指定場所以外での焚火は厳禁。

山林周辺の土壌中には、松の木を枯らす

茶色いキノコの[ツチクラゲ]の菌が潜む。

ツチクラゲは、キノコの一種で、普段は

胞子の状態で土の中でじっとしているが、

山火事などで土の温度が上がると、競合する

菌類が減ったり死滅したりすると同時に、

高温が引き金となってツチクラゲの胞子が

発芽して周辺に広がり活動を活発化させる。

ツチクラゲは、松の木を枯らし、枯れた松

には、マツ枯れ(マツ材線虫病)の病原である

マツノザイセンチュウを媒介するマツノ

マダラカミキリが衰弱木に産卵し、マツ

枯れを拡散させることになる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?





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