11月5日に、中国では北京市内を始め、北部
各地が日所に濃いスモッグに覆われた。
北京市内では、呼吸器系疾患の原因となる
微小粒子状物質(PM2.5)濃度が約220㎍と
世界保健機関(WHO)が定める環境基準値の
1m3当たり15㎍を15倍も上回る濃度だった。
同様に、甚だしい大気汚染が続くのインド。
特に、約2千万人が暮らすインドの首都
ニューデリーでは、主として車の排気ガスに
よる汚染が甚だしいが、この頃は田畑で
行われる野焼きの煙も加わり、一段と大気
汚染が深刻化する。
首都中心部にある大統領官邸やインド門
付近では7日には、数百m先が見えない状態に。
世界保健機関(WHO)は、有害な微小粒子状
物質PM2・5の濃度について、年間平均1m3
当たり5㎍するよう指導しているが、現地の
メデアが旧市街のデリー市内では、11月には
濃度が100倍にもなる日が出たと報じている。
地元政府は、大気汚染の悪化や健康被害を
防ぐため、10日まで小学校を休校に。
建設工事の停止や自動車の走行制限なども
実施しているが、効果は限定的。
6日、国際人権団体のアムネスティ・インター
ナショナルは[人々の生命と健康に対する
人権を侵害する恐れがある]とする声明を出し、
政府などに対して抜本的な改善策を求めている。
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