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2023年11月20日月曜日

深刻なインドの大気汚染 環境基準の100倍

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ツ ツ ジ



11月5日に、中国では北京市内を始め、北部

各地が日所に濃いスモッグに覆われた。

北京市内では、呼吸器系疾患の原因となる

微小粒子状物質(PM2.5)濃度が約220㎍と

世界保健機関(WHO)が定める環境基準値の

1m3当たり15㎍を15倍も上回る濃度だった。

同様に、甚だしい大気汚染が続くのインド。

特に、約2千万人が暮らすインドの首都

ニューデリーでは、主として車の排気ガスに

よる汚染が甚だしいが、この頃は田畑で

行われる野焼きの煙も加わり、一段と大気

汚染が深刻化する。

首都中心部にある大統領官邸やインド門

付近では7日には、数百m先が見えない状態に。

世界保健機関(WHO)は、有害な微小粒子状

物質PM2・5の濃度について、年間平均1m3

当たり5㎍するよう指導しているが、現地の

メデアが旧市街のデリー市内では、11月には

濃度が100倍にもなる日が出たと報じている。

地元政府は、大気汚染の悪化や健康被害を

防ぐため、10日まで小学校を休校に。

建設工事の停止や自動車の走行制限なども

実施しているが、効果は限定的。

6日、国際人権団体のアムネスティ・インター

ナショナルは[人々の生命と健康に対する

人権を侵害する恐れがある]とする声明を出し、

政府などに対して抜本的な改善策を求めている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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