海上保安庁は、10月20日午後2時半ごろ
伊豆諸島の鳥島から西に50Kmほど離れた
海上で軽石のようなものが南北80Kmに
亘り、漂っているのを発見したと発表。
海上保安庁は、航行警報を出して付近を
通る船に注意を呼びかけた。
気象庁は、10月2日から9日にかけて鳥島
近海では地震活動が活発になり、9日には
伊豆諸島をはじめ関東や九州などで津波が
観測されたが、震源は特定されなかった。
この地震は、火山活動に伴うものではなく、
沈み込むフィリピン海プレートの中で発生
した地震だと確認されている。
鳥島周辺では、いくつかの海底火山が存在し
噴火を繰り返しており、軽石の噴出も発生。
鳥島近海では、鳥島と孀婦岩の2つの活火山が
あるが、噴煙や火山活動に伴う海面の変色
などは確認されていないとし、発生源は不明。
2022年3月には、鳥島からはるか南、600Km
ほども離れた海底火山[噴火浅根]噴火し、
気象衛星[ひまわり]が高さ約7000mに及ぶ
噴煙を確認し、噴火に伴う噴石や軽石への
警戒を呼び掛ける[噴火警報]を出していたが
23年9月に解除されている。
噴火浅根から、更に南東に位置する海底火山
[福徳岡の場]が、2021年8月に大噴火を
起こした際には、大量の軽石を噴出。
軽石は、沖縄や奄美諸島だけでなく、本州の
大平洋岸にも漂着し、漁港を埋め尽くす
などの大きな影響を与えている。
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