2022年7~8月、更に10月と12月にも噴火が
確認されていた小笠原諸島の硫黄島火山では、
南海岸の翁浜沖約1Kmの地点で、10月末頃に
噴火が発生し、水蒸気爆発を繰返しながら
噴煙と軽石などを噴出し続けていたが、
11月3日の観測では、火口を中心に噴石が
積もった島になっていることが確認された。
島の直径は100m程にも達していたとされる。
島の形状や、島から軽石と変色水が流れ出て
いることから、今回の噴火地点を含め、
少なくとも2ヶ所で噴火発生の可能性もある。
硫黄島では近年、火山活動で活発な島の隆起が
続いており、この10年間で約10m隆起した
地点も観測されていた。
島の面積は隆起に伴い年々拡大し、2022年
1月撮影の写真では15年に公開した従来の
地図に比べて面積が約1・3倍の29・86平方
キロに拡大、一部の海岸線は海側に最大
約800m前進し、陸地を広げている。
硫黄島は、東京から南方におよそ1,200 km、
小笠原諸島の南の端の地域に在り、父島から
でも280Kmも離れている。
硫黄島は、地下に蓄積されたマグマの上昇に
より、世界でも最も隆起速度が速い火山の
一つとされている。
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