エルニーニョ現象は、ペルー沖の赤道付近の
海面水温が持続的に基準値よりも0・5℃以上
高くなる現象をいい、ピーク時でも1℃程度の
上昇で止まる。
ところが、過去に4回、非常に高くなった
ことが記録されており、これをスーパー
エルニーニョ現象と呼んでいるが、9月の
ペルー沖のエルニーニョ監視海域の海面
水温の基準値との差がプラス2.2度と過去
3番目に高いことが報告された。
前回、2015年~2016年に発生したスーパー
エルニーニョ現象では、2015年の年末に
なっても気温の高い日が目立ち、日本海側では
スキー場の雪不足が深刻になった。
気象庁は、23年の春ごろからからエルニー
ニョ現象が続いており、この冬も持続する
可能性が高いと予測している。
一般的な、エルニーニョ現象発生時の冬
(12〜2月)の天候の特徴として、平均気温は
西日本で平年並みか高いとし、降雪量は
少ない予報になっている。
東日本太平洋側や沖縄・地方で降水量が多い。
だが、今回のようなスーパーエルニーニョ
現象発生となると、上空のジェット気流の
流れの異常など地球規模での影響による
異常気象の発生がし易くなると指摘している。
すでに、この秋にはオーストラリア(春)が
大規模な干ばつに見舞われていることから、
小麦の収量が減少するなどの影響が出ている。
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