10月7日、アフガニスタンのヘラート州で
発生したM6・3の地震は、インドプレートや
アラビアプレートが、北にあるユーラシア
大陸に衝突したり、沈み込んだりする動きに
伴って発生したもので、広く[アルプス・
ヒマラヤ造山帯]での活動によるもの。
震源となったヘラート断層は、南北方向に
圧縮された逆断層型で、造山帯の一部である
ヒンズークシ山脈から東西に伸びる活断層の
西縁のイラン国境に近い場所で発生した。
今回の地震は断層を境にして、北側が南側に
のし上がる[逆断層]型の地震だった。
アフガニスタン周辺一帯は、南東のインド
プレートと北のユーラシア大陸プレートが
衝突したところにチベット・ヒマラヤ山脈が
形成されており、西側からはアラビア
プレートがあって圧迫されるなど、アフガニ
スタンは複雑にプレートが絡みあった地にあり、
断層も多く、これまでにも大きな地震が発生。
ユーラシア大陸プレートは年に2㎝、インド
プレートも北東へ年に5㎝動き、境界付近では、
その差からユーラシアプレートでは歪みが生じ、
インドプレートは圧縮されるなどで、一帯は
大きな地震の発生確率が非常に高いともされる。
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