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2023年11月8日水曜日

南西諸島周辺の地震と八重山地震

備えよ常に! 備えあれば憂いなし




沖縄県では沖縄本島から与那国島まで、弧を

描いて連なっており、その弧に沿って東側に

南海トラフに連なる南西諸島海溝が台湾まで

伸びている横たわる。

17世紀以降現在までに、南西諸島周辺及び

与那国島周辺で発生した巨大地震として、

1911年の喜界島地震(M8.0)がある。

この地震では津波が発生し、死傷者が出ている。

その他、南西諸島周辺のひとまわり小さい

地震が1919年以降、M7.0以上の地震が4回

(1923年、1998年、2002年、2010年)発生。

与那国島周辺の一回り小さい地震としては

1919年以降、M7.0以上の地震が12回発生。

うち、1966年の地震(M7.3)では与那国島で

死 傷者を伴う被害が発生した。

その他、南西諸島北西沖の沈み込んだプレート

内のやや深い地震として、1919年以降、

M7.0以上の地震は3回(1947年、1958年、

1959年)発生している。

このうち、1947年の地震(M7.4)と1958年の

地震(M7.2)では死傷者を伴った。

1771年に発生した八重山地震(M7.4)では、

地震動による被害は記録されていないが、

先島諸島を最大約30mの高さの津波が襲い、

1万人を超える死者・行方不明者が出ている。

石垣島などでは、津波に伴って沿岸に打ち

上げられたサンゴ礁の岩塊(津波石)の分布と

年代測定から、過去にも同様な規模の津波が

繰り返し発生したと 考えられている。

砂質津波堆積物の年代測定結果から、過去

約2,000年間に1771年の津 波と同規模以上の

津波が、1771年を含めて少なくとも3回発生

したという指摘もあるが、 いずれも津波の

主因は明らかではない。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

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