米地質調査所(USGS)によると、10月7日
午前11時(日本時間午後3時半)ごろ、アフガニ
スタン西部の主要都市ヘラートから北西に
約35Km離れたイラン国境にほど近い地域で、
深さ約10Kmを震源とするM6・3の地震が発生。
その後の30分後に数Km南で同規模の地震が
相次いで起きたほか、複数の強い揺れがあった。
双子の地震の発生で、被害が拡大。
タリバンの暫定政権は、8日に少なくとも
2445人が死亡したと発表した。
9日もM5・1の地震が発生するなど、強い余震の
揺れが続いて、組織的な救助活動が行えない
環境であるため、犠牲者は更に増えるとされる。
11日も、日本時間の午前9時41分ごろ、西部
ヘラート州の州都ヘラートから北に28Kmほどの
地域を震源とするM6・3の地震が発生した。
USGSによると、1920年以降、今回の地震の
震源から250Km以内でM6以上の地震は他に
7回起きているが、いずれも西側に国境を
接するイラン国内だった。
アフガニスタンには、東側で南北にのびる
[チャマン断層]と国のほぼ中央を東西にのびて
イラン国内に達する[ヘラート断層]と呼ばれる
2つの大きな活断層が存在し、今回の一連の
地震は、ヘラート断層を震源として発生した。
アフガニスタンでは、2022年6月にも東部の
チャマン断層で1000人以上が死亡するM6・1の
地震が発生している。
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