アフリカ大陸における干ばつ被害が伝え
られる際には、必ず取り上げられて来た
ソマリアの何年も続く干ばつの様子。
国連児童基金(ユニセフ)は、この干ばつの
ために5歳未満の子どもを中心に4万人
以上が命を落したと報告している。
ソマリア政府は、11月8日に大雨見舞われた
ことにより発生した大洪水で、29人が死亡し
30万人以上が避難を余儀なくされた発表。
国連人道問題調整事務所(OCHA)は、ソマリア
南部地域を中心に、各地で河川が鉄砲水で
氾濫し、多くの住宅が水没し、各地で集落が
孤立しており、取り残された住民を救出する
懸命の作業が続けられているという。
大雨の被害は、隣国のケニアにも及び、
少なくとも15人が死亡した報じられている。
両国では、ここ数年の激しい干ばつから一転、
突然の大雨による水害が深刻化している。
専門家は、地球温暖化の影響で、雨季や
乾季の季節の移り変わりが不安定になり
降雨量も不安定になった結果と指摘。
11月30日から、アラブ首長国連邦(UAE)で
始まる国連気候変動枠組み条約第28回締約国
会議(COP28)では、アフリカや中東の発展
途上国で起きた気象災害による被害への
対応が主要議題として取上げられるようだ。
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