気象学上では、エルニーニョ現象が発生すると
太平洋赤道域の中部から東部では、海面水温が
平常時よりも高くなる。
赤道域の海面温度が低くなるインドネシアから
フィリピン周辺海域の西部では、夏の気温は
平年より低くなり、冬は平年より高くなる
傾向が強いとされる。
だが、2023年の日本の夏は異常な暑さに。
夏の平均気温が+1.76℃と過去最高に。
この理由として、気象庁などの説明では、
一つが2022/2023年冬まで続いたラニーニャ
現象の名残の影響を受けた太平洋高気圧の
張り出しが強いところに、大陸からの高気圧の
張り出しも強く、日本上空では高気圧が二重の
布団のように重なったこと。
その他、8月前半には台風6号や7号の北上で
暖かな空気が継続的に流れ込んだ上に、
フェーン現象も発生したことが主な要因とする。
一方、秋まで続いた高温傾向も、エルニーニョ
現象の影響が徐々に表れて、平年より暖冬に
なるとの予測。
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