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2023年11月16日木曜日

11月北京市で濃いスモッグ 225㎍を観測

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ト ヨ カ 柿  子規の庭



11月5日、北京市は市内が濃いスモッグに

包まれ、視界が500m以下となり、市内は

白いベールに覆われた。

北京当局は[気象条件と局地的な汚染拡大]が

悪化の原因だとし、市内の学校に体育の

授業や屋外の活動を中止するよう命じた。

気象当局によると、この日には中国北部の

広範囲が濃いスモッグに覆われ、視界が

200m未満となった地域もでた。

このため、北京と上海、天津、ハルビン

などの主要都市を結ぶ幹線道路の一部も、

一時通行止めになった。 

北京の米国大使館で観測された汚染物質は、

人体に[極めて有害]なレベルになった。

世界保健機関(WHO)は、呼吸器系疾患の

原因となる微小粒子状物質(PM2.5)の環境

基準値を1立方メートル当たり15マイクロ

グラムとしているが、観測されたのはこれを

はるかに上回る約220マイクログラムだった。

中国では9月ごろから電力不足が深刻化し、

石炭を増産し、火力発電所がフル稼働して

いることが大きな原因。

先進各国が、2050年の温室効果ガスの排出

実質ゼロを目指す中、中国は30年にピーク

アウトし、60年までを目標としている。

習近平国家主席は、国連気候変動枠組み条約

第26回締約国会議(COP26)首脳級会合を欠席。

国際的な批判に、[大事なのは行動だ]と反論。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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