11月5日、北京市は市内が濃いスモッグに
包まれ、視界が500m以下となり、市内は
白いベールに覆われた。
北京当局は[気象条件と局地的な汚染拡大]が
悪化の原因だとし、市内の学校に体育の
授業や屋外の活動を中止するよう命じた。
気象当局によると、この日には中国北部の
広範囲が濃いスモッグに覆われ、視界が
200m未満となった地域もでた。
このため、北京と上海、天津、ハルビン
などの主要都市を結ぶ幹線道路の一部も、
一時通行止めになった。
北京の米国大使館で観測された汚染物質は、
人体に[極めて有害]なレベルになった。
世界保健機関(WHO)は、呼吸器系疾患の
原因となる微小粒子状物質(PM2.5)の環境
基準値を1立方メートル当たり15マイクロ
グラムとしているが、観測されたのはこれを
はるかに上回る約220マイクログラムだった。
中国では9月ごろから電力不足が深刻化し、
石炭を増産し、火力発電所がフル稼働して
いることが大きな原因。
先進各国が、2050年の温室効果ガスの排出
実質ゼロを目指す中、中国は30年にピーク
アウトし、60年までを目標としている。
習近平国家主席は、国連気候変動枠組み条約
第26回締約国会議(COP26)首脳級会合を欠席。
国際的な批判に、[大事なのは行動だ]と反論。
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