政府は8月5日、コメに関する関係閣僚会議を
開き、遅まきながらコメ価格の高騰について
[生産量の不足があったことを真摯に受け
止める]と言及し、流通過程での売り惜しみ、
目詰まりでもなく、そもそもの生産量の
不足が原因であったとやっと正式に認めた。
23年は、暑さの影響でコメどころが被害を受け
食糧用米が不足。
24年8月の南海トラフ地震臨時情報で地震発生に
備えて1週間分の備蓄要請で、一気にコメ不足が
表面化したが、それでも農水省は流通在庫は
十分として、コメ不足はないと主張し続けた。
農水省の無責任な後手後手の対応が、スーパー
からコメが消え、食卓からご飯を取り上げた。
25年産米は、農水省の増産要請と価格高騰を
受けて主食用米の生産量は735万トンと24年より
56万トン増える見通しだとする。
だが、25年月か6月から続く猛暑による高温
障害や水不足による生育不良の懸念が強まる。
特に高温に弱い銘柄品種コシヒカリの作付け
面積が全体の3分の1を占め、全作付け面積の
54%を高温に弱い6品種が占めている。
25年産米に対して、JAがコメ農家に前払いする
[概算金]が24年の1・7倍以上に決まった。
既に、全国のスーパーでの8月10日までの
1週間に販売されたコメの平均価格は、5Kg当り
3737円と前の週より195円値上がりしている。
このままでは、コメの消費は1割以上減り、
減反政策の目的の成果が米騒動によって実現。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿