アメリカの地質調査所(USGS)は、7月30日
午前8時25分ごろ、ロシア極東のカムチャツカ
半島沖を震源とするM8・7の地震が発生と発表。
ほぼ同じ地点を震源とするM7・0とM7・5の
地震が7月20日に相次いで発生していた。
震源地は、カムチャツカ半島ヴィリュチンスクの
南東100Km付近の深さ18・2Kmと発表。
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖
地震では、海溝の震源地の北で9日にM7・3、
10日にもより近い場所でM6・4の前震が発生。
7月20日に発生したM7級の2つの地震も今回の
M8・7の地震の前震とされる。
今回の震源周辺の千島海溝では、太平洋
プレートが年間約8㎝の速度で、陸側の北米
プレートの下に沈み込んでいる。
今回の震源付近で、1952年11月5日にM9・0の
大地震が発生している。
気象庁は、30日8時37分に津波注意報を出し
北海道太平洋沿岸地域に1m程の津波が
到達するとした。
その1時間ほど後の9時40分には、津波警報に
切替えて、北海道沿岸から紀伊半島沿岸部に
かけて3mの津波が襲う可能性があるとして
緊急避難を呼びかけた。
予想到達時刻が、北海道で 10時00分ごろ、
南部地域では12時00分ごろに到達するとして
NHKなどでは、直ぐに避難するよう絶叫。
カムチャツカ半島沿岸部の一部では、高さ
10mを超える津波に見舞われた所もあると
報じているが、日本国内では岩手県の久慈港で
記録した1・3mが最大だった。
過去の同規模地震の事例から発生から1日程度は
津波の高い状態が続くとして津波注意報を継続。
31日(木)16時30分に、すべてが解除された。
カムチャツカ半島から千島海溝を挟んで、
海底火山の天皇海山列が南東に伸びている
こともあり、津波の到達も幾度となく繰り返す
複雑な津波の到来となる。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿