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2025年8月21日木曜日

カムチャッカ半島 巨大地震で火山噴火誘発

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
パ ン ジ ー



7月30日、カムチャッカ半島の州都ペトロ

パブロフスクの南東沖で発生したM8・7の

巨大地震の影響が次々と現れている。

アメリカの地質調査所(USGS)は、8月3日午後、

カムチャッカ半島の先端、千島列島の

パラムシル島(幌筵島)の東方沖を震源とした

M7・0の地震が発生した。

気象庁は、震源の近くで津波が発生する

おそれがあるとして、周辺の各国に[北西太平洋

津波情報]を発表したが、幸い津波はなかった。

7月30日の巨大地震に因る誘発地震とも。

千島海溝では、太平洋プレートが年間

約8㎝の速度で、陸側の北米プレートの下に

沈み込んでおり、千島列島に続くカムチャッカ

半島では、南北に列になって活動が活発な

火山帯が存在している。

半島内には200以上の火山が存在し,うち

29が活火山である。

8月3日、標高が1856mのヴルカン・クラ

シェニンニコフ火山が噴火し、噴煙が高さ

6000mまで吹き上がった。

この火山の噴火は、1463年前後以来の噴火に。

4日には、噴火活動中のユーラシア大陸最高峰の

活火山クリュチェフスカヤ(約4750m)も噴火。

噴煙は9000mに達したとされる。

現地メディアは、カムチャツカ半島では

ベジミャニ火山、カンバルニ火山、カリム

スキー火山、ムトノフスキー火山、アバチン

スキー火山などが同時に活性化したと報じた。

アバチンスキー火山の山麓には、州都の

ペトロパブロフスクが位置し、大きな噴火が

発生すれば、大きな被害が発生するという。

また、この州都がある大きな湾の南対岸には

閉鎖都市のビリュチンスクがあり、原子力

潜水艦の基地となっている。

ロシア独立系メディアは、7月30日の巨大地震で

発生した3~4m津波が、原潜湾内の基地に

大きな被害を及ぼした模様だと報じている。

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