米保健当局は7月末に、中国南部の広東省で
拡大している蚊媒介の感染症[チクングニア熱]が
流行して言うことを受けて、米国から中国への
渡航警報を発令する見通しであると報じた。
7月末までに、広東省の12都市で、25年に
入ってから確認されたチクングニア熱の
感染者は4,824人に上る。
アフリカ、アジア、欧州、アメリカ大陸、
インド洋および太平洋の島々などを含む
110以上の国でも確認されている。
[チクングニア]とはアフリカの現地語で
[かがんで歩く]という意味で、患者が関節の
痛みにより腰を曲げる様子から名付けられた。
チクングニア熱は、主にネッタイシマカや
ヒトスジシマカを媒介とするウイルス性疾患で
感染すると高熱や激しい関節痛に襲われる。
新生児や65歳以上の高齢者、高血圧や心臓病
などの基礎疾患を持つ人ら感染すると、重症
化するリスクがあるので注意が必要。
中国当局は、感染者数が5,000人に迫る中、
市民に対して蚊に刺されないように網戸の
設置や長袖の着用を推奨しているほか、
水耕栽培の植物など、蚊の発生源となる場所を
点検し、対策を講じるよう指示している。
現在のところ、特効薬はまだなく、また
人から人へ感染する証拠も確認されていない。
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