ページ

2025年8月12日火曜日

中國 認証ないバッテリーは機内持込み禁止に

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ウ ツ ギ



中国には、製品の品質と安全性保証のために

設けられた中国独自の規格[中国強制製品認証]

制度があり、この認証を満たした製品には

3Cマークが付与される。

中国では、2023年8月からモバイルバッテリーの

生産・販売に3C認証が義務付けられている。

中国民用航空局は、2025年6月28日より

中国国内で国内線に搭乗する際、[3C]マークの

ないモバイルバッテリーの持ち込みを禁止

すると発表。

中国国内で流通するモバイルバッテリーに

[3C]マークが本格的に付くようになったのは、

1年足らず前の24年8月からであるため、

多くがこの認証を受けておらず、多くの

旅行者の間で混乱が起った。

多くの消費者が持っている製品は、安全規格を

満たしていても[3C]マークが付いていないため

機内持ち込が出来ないことに。

中国国内では25年に入ってから半年間に、

モバイル・バッテリーの航空機内での火災が

既に15件発生しているという。

火災が発生した場合は、密閉空間の客室内では

消火設備も限られていて、更に、有毒ガスの

拡散による被害リスクも高い。

このため、緊急性を要するとして民用航空局

(民航局)は6月末に、安全認証の[3C認証]が

付いていないモバイル・バッテリーの機内

持ち込み禁止の緊急通達を出したのだ。

中国国内製品では、バッテリーセル原材料の

品質不良による火災事故多発で、120万台以上

もの製品にリコールが発生している。

メーカーが、未承認の原材料変更が発覚して

[3C認証]が取り消されているにも拘らず、

リコール発表が3ヶ月後であるなど品質意識が

希薄であることが大きな問題である。

国民の間でも危機意識が薄く、発火事故が

相次いでいる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





0 件のコメント: