中国には、製品の品質と安全性保証のために
設けられた中国独自の規格[中国強制製品認証]
制度があり、この認証を満たした製品には
3Cマークが付与される。
中国では、2023年8月からモバイルバッテリーの
生産・販売に3C認証が義務付けられている。
中国民用航空局は、2025年6月28日より
中国国内で国内線に搭乗する際、[3C]マークの
ないモバイルバッテリーの持ち込みを禁止
すると発表。
中国国内で流通するモバイルバッテリーに
[3C]マークが本格的に付くようになったのは、
1年足らず前の24年8月からであるため、
多くがこの認証を受けておらず、多くの
旅行者の間で混乱が起った。
多くの消費者が持っている製品は、安全規格を
満たしていても[3C]マークが付いていないため
機内持ち込が出来ないことに。
中国国内では25年に入ってから半年間に、
モバイル・バッテリーの航空機内での火災が
既に15件発生しているという。
火災が発生した場合は、密閉空間の客室内では
消火設備も限られていて、更に、有毒ガスの
拡散による被害リスクも高い。
このため、緊急性を要するとして民用航空局
(民航局)は6月末に、安全認証の[3C認証]が
付いていないモバイル・バッテリーの機内
持ち込み禁止の緊急通達を出したのだ。
中国国内製品では、バッテリーセル原材料の
品質不良による火災事故多発で、120万台以上
もの製品にリコールが発生している。
メーカーが、未承認の原材料変更が発覚して
[3C認証]が取り消されているにも拘らず、
リコール発表が3ヶ月後であるなど品質意識が
希薄であることが大きな問題である。
国民の間でも危機意識が薄く、発火事故が
相次いでいる。
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