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2025年8月27日水曜日

備蓄米9月以降も販売可能に 新米は高値に

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
水  仙



農林水産省は、全国のスーパーで8月10日までの

1週間に販売されたコメの平均価格は、5Kg当り

税込みで3737円と、前の週より195円値上がり

したと発表した。

下がるはずの価格が底を打ち反転したのか。

農林水産省は、5月から随意契約での備蓄米の

売り渡しを始め、新米が出始める8月末までに

売り切るという条件が付いていた。

随意契約米は、21年産米20万トンと20年産米の

10万トン、国会議員がコケコッコーの餌だと

嘲笑した古古古米が中心。

中小小売業者を中心に契約が結ばれたが、

農林水産省によれば、これまでに32万トン分の

売渡契約を結んだが、引き渡しの遅れなどを

理由にキャンセルされた4万トンを除いて、

全体の3割余りにあたる10万トンが8月18日頃

時点で、まだ出荷されていなという。

このため、9月以降も小売業者による販売を

認めると発表。

政府が、想定する5Kg当り1800円と1700円台の

価格帯の備蓄米だ。

銘柄米は、この倍を超える価格で店頭に

並んでいるので、コメ高に苦しむ家庭には

歓迎する決定だ。

一方、高値に張り付いている銘柄米よりは

500円程度は安くなるのではないかと期待

された新米価格は、期待外れで4000円を

可能性があるとの指摘もある。

その原因は8月中旬に、JA全農がコメ農家に

前払いする[概算金]が2024年の1・7倍以上に

決めたことにある。

この価格は、コメ農家からは、大方の予想を

上回る価格だと歓迎の声が聞かれる。

24年に、JA全農が予定していた量のコメを

農家から買い付けられなかったからだ。

買い負けをした反省から、高値に設定したのだ。

消費者無視の、自らの商売優先、利益重視の

方針によるもので、しわ寄せはまた消費者に。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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