トカラ列島で発生した最大震度5弱以上の
地震は、8回に及ぶ。
悪石島と小宝島の間で7回。
6月30日 M5・3 震度5弱
7月2日 M5・1 震度5弱
7月3日 M5・5 震度6弱
7月5日 M5・4 震度5強
7月6日 M4・9 震度5強
7月6日 M5・5 震度5強
7月7日 M5・1 震度5弱
小宝島の西方で1回。
7月2日 M5・6 震度5弱
6月30日から、7月7日までの8日間に集中。
SNS上などでは、以前から[トカラ列島近海で
地震が頻発すると、国内で大地震が起きる]と
いう[トカラの法則]なるものが流布されて来た。
専門家は、デマに過ぎずあり得ないと否定するが、
7月上旬のM5級の地震連発で、悪石島と小宝島の
間では、これまでとは異なる大きな地殻変動が
観測されていると指摘している。
東北大学災害科学国際研究所の教授の分析では
7月上旬に相次いだM5級の地震後の地殻変動を
国土地理院が設置されている基地局の観測点の
動きのデータを分析した結果では、口之島は
北北西に6cm、宝島は南に3.5cm移動していた。
これまで二つの島は概ね北東方向に、収束する
ように移動してきたが、今回の地震では島と
島が南北に離れるような動きに変わったとし、
データが残っている範囲では確認されたことの
ない動きで、地殻活動の様相が変化したと指摘。
この急激な変動の原因として、地殻内部に
マグマなどの流体が流入し地殻を押し広げて
いる可能性があると指摘。
トカラ列島は東からフィリピン海プレートが
沈み込み、西側では沖縄トラフが拡大中の
地域で、年間数cm単位で動く場所だと述べた
上で、地震と地殻変動は連動するため、
今後の活動を注意深く監視する必要があるとした。
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