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2025年8月6日水曜日

トカラ列島の地震 激しい地殻変動を確認

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
利  休  梅



トカラ列島で発生した最大震度5弱以上の

地震は、8回に及ぶ。

悪石島と小宝島の間で7回。

 6月30日 M5・3 震度5弱

 7月2日 M5・1 震度5弱 

 7月3日 M5・5 震度6弱

 7月5日 M5・4 震度5強

 7月6日 M4・9 震度5強

 7月6日 M5・5 震度5強

 7月7日 M5・1 震度5弱

小宝島の西方で1回。

 7月2日 M5・6 震度5弱

6月30日から、7月7日までの8日間に集中。

SNS上などでは、以前から[トカラ列島近海で

地震が頻発すると、国内で大地震が起きる]と

いう[トカラの法則]なるものが流布されて来た。

専門家は、デマに過ぎずあり得ないと否定するが、

7月上旬のM5級の地震連発で、悪石島と小宝島の

間では、これまでとは異なる大きな地殻変動が

観測されていると指摘している。

東北大学災害科学国際研究所の教授の分析では

7月上旬に相次いだM5級の地震後の地殻変動を

国土地理院が設置されている基地局の観測点の

動きのデータを分析した結果では、口之島は

北北西に6cm、宝島は南に3.5cm移動していた。

これまで二つの島は概ね北東方向に、収束する

ように移動してきたが、今回の地震では島と

島が南北に離れるような動きに変わったとし、

データが残っている範囲では確認されたことの

ない動きで、地殻活動の様相が変化したと指摘。

この急激な変動の原因として、地殻内部に

マグマなどの流体が流入し地殻を押し広げて

いる可能性があると指摘。

トカラ列島は東からフィリピン海プレートが

沈み込み、西側では沖縄トラフが拡大中の

地域で、年間数cm単位で動く場所だと述べた

上で、地震と地殻変動は連動するため、

今後の活動を注意深く監視する必要があるとした。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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