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2025年8月22日金曜日

トカラ地震発生から50日 地下のダイクが震源に

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ヤ マ ア ジ サ イ



トカラ列島近海では2025年6月21日より、

悪石島と小宝島の間を中心に地震活動が活発化し

8月8日までに、震度1以上の地震が2017回発生、

7月2日に最大規模となるM5・6を、7月3日には

悪石島で最大震度である6弱を観測した。

この2つの島の間、約35Kmの間を中心に

トカラ列島、12の島々の周辺には、[トカラ

ギャップ]と呼ばれる水深1,000m程の海底谷が

存在しており、渡瀬線と呼ばれる陸棲動物の

生物地理区境界ともなっている。

この地域に、震源が集中していることについて

マグマだまりから上昇して来たマグマが、

岩盤の割れ目に、幅広く板状に貫入して板状の

ダイクとなり、貫入した各所での岩盤破壊や

圧力の変化が地震を誘発しているとされる。

トカラ群発地震は、他の大きな地震を誘発する

可能性は少ないとされるも、近くでは1771年に

発生した八重山地震(推定M7.4)は、明和地震と

呼ばれ高さ30〜40mの巨大津波が発生して、

石垣島を中心に合計で約1万2000人にも及ぶ

犠牲者が出た。

更に、トカラ列島を含む南西諸島では、

1911年にM8.0と推定される喜界島地震が発生し、

高さ数mの津波が南西諸島の島々を襲い、

数十人の犠牲者が出たとされている。

専門家が、軽視できないとして指摘している

のは、トカラ列島下のマグマは、超巨大な

カルデラ噴火を起こした喜界島カルデラと

繋がっていることだとする。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

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