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2026年2月23日月曜日

瀬戸内海沿岸の養殖カキが大量に死亡

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
白  梅



2026年、丙午の年明けから瀬戸内の沿岸部で

行われているカキの養殖業者を悲劇が襲った。

軒並み、養殖中のカキが死滅したのだ。

生育が不良というレベルではなく、入って

いる筈の身が溶けたようになって死んでおり、

死因は不明だとされているから厄介だ。

養殖カキの生産量の8割を占める瀬戸内海で、

養殖カキは県の重要な産業の一つだけに、

出荷シーズンに受けたショックは大きい。

一方、東北・三陸沿岸のカキには目立った

異状は確認されていない。  

カキ養殖の本場、生産量6割を誇る広島県では

西部海域で3~9割、中部海域で7~9割、

東部海域で5~9割が死滅。

隣の岡山県は、地区ごとに異なるが最大で

8割、兵庫県でも地区ごとの違いがある

ものの7~9割程度が死滅したとしている。

広島県水産海洋技術センターでは、主な原因は

[高水温・高塩分]だとしている。

25年の広島県沿岸の平均海水温は、1991~

2020年の平均値より1.5~2度ほど高かった。

海水温度の上昇で、海水の塩分が高くなり、

カキが脱水症状のような状態になった可能性の

指摘があるが、これは被害地域で共通する。

また、海水表層と底層で水温差が生じ、酸素の

少ない水塊が現れる[貧酸素]の影響の指摘もある。

過密な養殖などで海中のカキの栄養分が

失われている可能性の指摘もある。

複合的な要因があるとする指摘も多い。

カキと同じ二枚貝のヒオウギ貝の養殖には

問題ないとされ、エビなどの甲殻類はよく

取れているため、養殖カキに集中的に表れた、

特有の要因があると思われている。

カキを2年近く養殖してから水揚げしているが、

来季水揚げする予定のものも大半が死んでいる

ため、来季はほぼ全滅の可能性に怯えている。

早急に、主要因を突き止めて、今後に備えた

対策を打つことが、業界の死活問題だ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし 

 健康と安心のメタボへの備えは?





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