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2008年10月7日火曜日

ヨルガオの花

秋の渓谷  油絵  10号





雨上がりの夕方散歩に出て、いつものコースを外れて

気まぐれに、わき道に入りました。

ガレージに続いて住宅に伸びているフェンスに、真っ白

な花が幾つも咲いています。

近づくとヨルガオです。

ここ何年間か、見ることがなかったので近づいて、香り

を嗅ぎましたが、思ったより淡い香りです。

丁度、花が開いた後なので、香りが弱いのでしょう。

暗闇の中でも、漂ってくる香りでヨルガオが咲いている

のが判ると言う人も居ますがどうなのでしょう。

植えられているのは多分1株だけでしょうが、数メートル

程の巾に広がっていて、この日は4つだけでしたが

萎んだものが10個ほどあり、毎夕4~5個は咲いて

いるようでした。

すでに明日の開花に備えてか、蕾の膨らんでいるのが

いくつか葉の間に見かけられます。

リュウキュウアサガオも、まだ毎日花を咲かせていて

元気溌剌ですが、日本の朝顔は、もう見ることが

なくなってきました。

熱帯系の花は元気でたくましさが違うなとつくづく思い

知らされます。

ヨルガオもリュウキュウアサガオと同じように、多年草

でしょうが、来年も見られるのが楽しみです。


ヨルガオを、ユウガオと呼ぶ人もいますが、ユウガオは

かんぴょうのことで、確かに白い花はつけても、全く

別のものです。

そのユウガオは最近全く見ることがなくなりました。

「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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2008年10月6日月曜日

黄色い花

黄葉のカラマツ林  油絵  10号




最近はあちこちの農場公園や農業祭などでよく聞く

イベントにコスモスの迷路や摘み放題などがあります。

先日も、コスモス畑が既に様々な色で美しく彩られて

いるのをリポーターが興奮気味に伝えていました。

これからのコスモスシーズンに備えて、催し物の紹介

が多くなってきています。

車の中から見かけた大きな家で、道路までの100坪

ほどの空き地がオレンジ色がかった黄色の花で埋め

られていました。

普通なら、車置き場にしたり石庭のようにすることが

多いと思われる空き地一杯に、花を植えているのです。

コスモスの名前は入るのですが、キバナコスモスです。

夏の終り頃からよく見かける花ですが、鮮烈な黄色が

特色のようです。

良く似た色で、花びらの形状も似ている花が、他に

2~3種類あるのですが、名前がわかりません。

中の一つは、2cmほどの棒状の先に幾つものカギを

つけていて、うっかり触れるとズボンや服の裾に所かま

はずひっつくので困る「ひっつきむし」の仲間です。

花の中心の種の部分が引っ付くのですが、黄色い花を

咲かせている時から、やや身になる部分が突き出して

いて、色も濃く意地悪さを感じさせます。

濃い黄色の花は夏の名残を感じさせる花ですね。

「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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2008年10月5日日曜日

壱師の花 ヒガンバナ

山水蓬莱図  油絵  10号





秋のお彼岸に合せたように咲き出したヒガンバナは

今が盛りと咲いています。

田の畦や土手を真っ赤に染めているのを見ると、誰しも

見事な眺めだと思うことでしょう。

関東には川の土手に咲く彼岸花が名所になっている

ところもあるようです。

ヒガンバナには、白い花を付けるのもあります。

紅白が色分けして咲いていると名所になるでしょうね。

万葉集には、壱師(いちし)の花と呼ばれて登場します。

柿本人麻呂の歌

  道の辺の いちし(壱師)の花の いちしろ(灼然)く

     人皆知りぬ 我恋妻は  (11-2480)

灼然の解釈などから、壱師の花は「ギシギシ」や「イタ

ドリ」などの説もありますが大勢はヒガンバナのようです。

ヒガンバナは全草にヒガンバナの属名のLicoris に由来

するリコリンという毒性の強い成分を含んでいます。

これを食べると激しい嘔吐が起こり、神経麻痺を引起

し、ひどい場合は死亡することがあるようです。

それでも、昔から飢饉の時は命には代えられず、この

鱗茎に含まれている澱粉を食糧とするために、すり

つぶして水にさらし、毒抜きをして食べたそうですが

それこそ命がけだったのです。

モグラやネズミ除けの目的で、稲作と共に持ち込まれて

田の畦や池の土手に植えられたと言われていますが

飢饉などに備えた、非常食用でもあったのです。

「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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2008年10月4日土曜日

ヒツジもやって来た

花と塔  油絵  10号






お彼岸に入ってから初めての良く晴れた朝早くに、久し

ぶりに散歩に出ました。

Tシャツ一枚だけでは寒かったでしょうが、下にランニ


ングシャツを着て出たのが正解でした。

台風が来た前とは、これ程までに違うのかと感じる

朝の空気の爽やかさです。

思わず見とれたのが空の雲でした。

青空を半ほど埋めて浮いているヒツジ雲です。

しばらく、ヒツジ達の姿や歩みを眺めていました。

公園の芝生は朝露に濡れて折からの朝日にキラキラ

と光っていて、星のようです。

林の枝からは虫の声も聞こえ、今年初めてのコオロギ

の鳴き声も耳にしました。

ギンナンの黄色い実が幾つかが、拾う人もないままに

道に散らばっています。

そのうちに散歩のついでに、実を拾いに来る人たちの

姿も多く見かけることになるでしょう。

クヌギの木の下には、大きな丸いドングリが落ちて

いましたが、ドングリの帽子(殻斗(かくと))の方が

沢山ありましたから、散歩やハイキングの人が拾って

いったのでしょう。

落ち葉の季節には、まだ時間がありますが、林の中は

既に秋の演出に備えた準備が着々と進んでいます。

林を出て街の中を歩く頃には、ヒツジ達も移動して

しっていて、抜けるような青い空が広がっていました。

空気は爽やかになってきましたが、昼間は、まだ暑そう

は天気です。

「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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2008年10月3日金曜日

赤い彼岸花が盛りに

黄葉の林と渓流  油絵  10号





道を歩いていても、こんなところにと思う場所にヒガン

バナが赤い花を咲かせているのを見かけます。

家の軒下、電柱の根元、街角の舗装の隙間になどと

思わぬところで赤い花が秋を感じさせてくれます。

街外れのお地蔵さんの傍らに咲いていたり、お寺の

階段沿いに咲いているのなどは絵画や写真の対象と

してよく登場していますが、意外と強い繁殖力を備えて

いて日常の生活の場に近いところまで進出しています。

花を付ける茎だけが伸びてきて一週間ほどすれば

花が咲き始めて、葉は花が枯れてから地面に顔を出す

珍しい花です。

お彼岸前後からは、電車の窓から田園地帯や川の

土手などで絨毯のように群がって咲いている場所に

出くわすことがあり、見事だなと見とれる人も多くいます。

でも、日本ではヒガンバナを忌み嫌う習慣が広く残って

いて、西洋とは大分様子が違うようです。

ヨーロッパでは、改良種が色々在って園芸種としても

一定の地位を占めています。

日本国内では、曼珠沙華などとも呼ばれて、仏さんに

縁のある名前も持っています。

とは言っても、生花などに使用されることは先ずあり

ませんが、異名が多く、呼び名を多く持っている花の

代表格だそうです。

それだけ昔から日本では身近にあった花だということ

になります。

2008年10月2日木曜日

ナンバンキセルの花

山中の滝  油絵  10号





先週、ナンバンキセルの花が咲いていると聞いて見に

出かけました。

この花に出会うのは10年ぶりにもなるのでは、と思い

ながら、この珍しい花との再会を楽しみました。

随分と昔になりますが、ハイキングでススキの高原を

歩いている時に、一人の人が、ナンバンキセルだ、と

叫んで、教えてくれたのが最初でした。

当時は季節さえ合えば、ススキの生えている高原など

では比較的容易に出会うことが出来る花だったのです。

でも、最近何年間は、気をつけて歩いていても、出会う

ことができません。

植物園などで、世話をする人が居て、管理が行き届い

ていないと、毎年咲かせるのは難しいようです。

至るところにススキの野原があった時代には、ナンバン

キセルも、初秋の花として身近なものだったのです。

名前の通り、南蛮人がくわえるマドロスパイプをイメージ

させる形を備えていて、花をそのままくわえると確かに、

誰が見ても、キセル(煙管)です。

ススキに寄生している花ですが、お話を聞くと、宿生

しているのではなくて、一年草で、毎年種子が運ばれて

ススキの仲間の草の根に寄生して育つそうです。

近くに、ススキが多くある環境が、生き長らえるのには

必要な条件のようです。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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2008年10月1日水曜日

マンションの改装工事

初夏の里川  油絵 10号




建築基準法の改正を受けて昨年度は、特にマンション

の着工件数が急落しました。

一時的な減少だけでは収まらず、年間では50%を

超える減少幅が続き、更に、今年はサブプライム問題

も追い討ちをかけて、デベロッパーや業者の倒産が

相次いでいます。

ニュースではアメリカの住宅業界の落ち込みや悲惨さ

ばかりが強調されて報道されていますが、日本国内では

アメリカに劣らない業界の落ち込みが昨年初から

始まっているのです。

その影響からか、マンション業界で働く人たちにとっては

死活問題であった仕事先が、修復や改装の仕事に

向かっているようです。

最近、マンションなどの集合住宅の補修や改装工事の

現場が非常に多く目に付きます。

中には、地震に備えた耐震強度の強化工事もあるの

でしょうが、今の、金融情勢が改善されるまでは、大きな

工事は期待できないだけに、つなぎの仕事が欠かせ

無い状況です。

近くの古いお屋敷の庭の植木が剪定されました。

伸び放題で、鬱蒼として林さながらの庭の木が、思い

切りよく切られて、明るくすっきりとなりました。

これで困ったのが住居を構えたいてキジバトであり

ウグイスなどの小鳥達です。

また、集会所にしていた後期高齢カラスも、他所へ

移らざるを得なくなったようです。

ウグイスの声が聞こえなくなるのが残念な改装です。

「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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