マルス 塔のある通り 複製画 10号
4月の中頃には、公園の林近くにいて、周囲を見回すと
必ずツグミのひょうきんな姿にお目にかかることが
できました。
時には3m近くまで近づいても後ろ向きに様子を窺って
いて、限界だとなると、ピヨンピヨンと数メートル先に移動
し、また、近づく不審者に備えて、後ろ目で様子を窺う
しぐさをするのが面白く、良い遊び相手だと、どこまで
近づくことが出来るかと、テストしてみたこともありました。
少し濃い目の羽根に、眉の部分とお腹がやや白っぽい
羽毛になっていて、胸を張った姿で跳ぶ姿が非常に
愛嬌があって楽しませてくれる鳥です。
一、二度は出会い頭だったのか、驚いて、ギャオーという
ような声を出して、近くの木に飛んでいったことがあり
ましたが、鳴き声は聞いたことがありません。
調べるとめったに鳴かないので、口をつぐむ、という意味
から、ツグミという名前になったとか。
でも、昔から身近な鳥として絵画や詩歌等でも親しまれて
来たヒヨドリと違って、もの静かなところから、ツグミのフアン
もすくなくはないようです。
ゴールデンウィークも近いある日、友達のツグミが1羽も
見当らないことに気付きました。
多く目に付いたのは、公園が彼等にとっては広くて安全で
芝生にはミミズや昆虫などの餌が豊富だったから集合
場所になっていたようです。
今頃は、一路、シベリアに向かって渡って行っているの
でしょう。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
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