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2008年5月18日日曜日

花の道


渓谷  油絵  10号


若葉が芽吹く頃の森の中は花の季節であり、花粉の

季節です。

2月中旬からのスギの花は、おびただしい量の花粉を

撒き散らして、その花粉は、花粉症の原因となり最近では

大変な嫌われ者です。

ガーゼ程度のマスクでは花粉の侵入を防ぎきれません。

山中をハイキングする時には、花粉防御用の専用マスク

備えをしておかないと、花粉のアレルギーに自信の

ある人でも、数日は、鼻の奥がむずかゆくて、異常を

感じさせられます。

スギの花が終り、ヒノキの花も終りに近づくと、様々な

花の季節になります。

しかし、大抵は、頭上高く咲く花を見ることはできず、

ヤマザクラの花びらが足元に散っているのを見て、頭上

高くに、花が咲いているのを、初めて知ることになります。

大抵は、見上げても、光線が逆行になっていて、咲いて

いるのを確かめるだけで、花の姿を見ることはできません。

高木のヤマザクラを描いた絵画に出会うことがありますが

多分、心の中のサクラなのでしょう。

若葉の季節になると、色々な房状の花の花序が落ちて

いるのを見て花をつけている木を知ることになります。

カシやクヌギなどの木の仲間も房状の花を落とし、イチョウ

は長い房、花序を木の周り一杯に落としています。

美しい色が着いているわけでもなく、虫や蝶が多く集まっ

て来ていることはありませんが、頭上の樹冠は花一杯

の世界なのでしょう。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?



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