子供達の四重奏 油絵 10号
花びらと見間違う花苞を備えた華麗な、ハナミズキの花
が散ってしまってから半月ほども経ちました。
良く通る散歩道から少し離れた垣根の上に、白い花が
見えています。
近くを通ったときには、ハナミズキの白い花とばかり
思っていたのですが、他所では、もう、ハナミズキの花は
散ってしまって見かけませんので、念のために近くへ
行ってよく見ると、花びら(花苞)の部分の形が違い
明らかに別の花ですが、ちょっと見た感じでは同じに
見えます。
木の幹の伸び方も違い、帰って調べてみて判ったの
ですが、同じミズキ科でヤマボウシでした。
名前は聞いたことがあっても現物を見たのは初めてで
東洋に分布するとのこと。
古来、日本では、このヤマボウシの花が絵画として画題
にされてきたことも知りました。
北米原産のハナミズキと同じ科だと言われれば、花の
形状が非常に良く似ているので納得しますが、太平洋を
隔てて、遠く東西に離れて、よくも同じような手(花苞)で
虫たちを誘惑できるものだと感心したり、人間も同じ様な
ものだと納得したりで、ヤマボウシの花に脱帽(ボウシ)です。
モクレンやコデマリのような庭に植えられている白い花を
咲かせる花木の季節が終わった後なので、木の花が
皐月の陽射しで白く輝いているのがひと際、際立って
印象的です。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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