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2008年5月21日水曜日

ホオジロ


絵画  蓬莱山 油絵 10号


陽光がまぶしい5月の半ばに山へ出かけました。

やはり、グループで緑を楽しみにやってくる人が多いです。

街からの音が聞こえてこなくなる場所まで上がってくると

見晴らしの良い高台に出ます。

ススキの多い草原に独立して立っている低木のてっぺん

にホオジロがいました。

そっと10mぐらいまで近づきました。

鳴いている位置が丁度、目線の高さに近い場所で

しばらく鳴き声を聞くことができました。

見晴らしの良い位置なので、きっとお気に入りの場所

なのでしょう。

じっとみている私には気付いているらしく、最初横向きの

位置だったのを背を向けるようにしましたが、イザという

時に備えてなのか、首だけはこちらが見えるように横向き

にしながらも、しばらくは美声を聞かせ続けてくれました。

晴れた空、見渡せる林の上で気分良く歌っていましたが

数分ほどして、飛び去ってしまいました。

森の中に入ると、谷向うの林からウグイスの声が切れ目

無く聞こえてきます。

2~300メートルごとぐらいに縄張りが変わるようで、

鳴き方もさまざまです。

まだ、節の廻しなどにも差があり、声を競う前から差が

ついてしまっています。

これでは彼女は寄って来てくれそうも無いがね、と同情

しながら歩きました。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?



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