モネ ひなげし(ポピー) 複製画 10号
街外れや住宅地を散歩していると、最近はしばしば
ポピーの花が咲いているのに出会う。
紅色がかったピンクで、非常に華奢な茎の先に、
少し筒状をした半透明色の4枚の花弁をつけている。
花畑に植えられてのではなくて、自生しています。
路傍では雑草に混じって、今頃では細い首をいっぱい
伸ばしても周囲の草の背丈には及ばず、埋もれた
ような状態で咲いています。
しかし、雑草の中では、紅い色が少ないので、ひと際
目立っていて、直ぐにそれと判ります。
このひ弱な感じの花が、石垣の隙間や歩道の石畳の
間から育って花を咲かせているのに何度かであって
いるので、どこにそのような力を備えているのか、
見かけによらぬ「ど根性」の持ち主だな、と感心させ
られます。
モネの絵画に「ポピー(The poppies)」という題材の
ひなげし畑と女性を描いた名作がありますが、ヨー
ロッパでは、野原や川の堤などでは一般的に見られる
花のようです。
日本でも野生化しても立派に生き残ってゆけそうな
花です。
中国では劉邦にに破れた戦国時代の武将、項羽の
愛人であった虞に因んで、虞美人草と呼ばれ、日本
でも、虞美人草として通じていますが、「ひなげし」が
一般化しているようです。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
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