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2008年5月10日土曜日

源氏物語千年紀


朝日に映える富士山 油絵 10号


今年は、源氏物語が登場してから千年目に当ること

から、京都を中心に、紫式部の所縁の地、石山寺など

各地で催し物が目白押しです。

記念行事に備えて、京都に源氏物語千年紀委員会

が設けられて、事務運営をしているほどです。

電車の釣り広告や駅のポスターなどにも、関連の催し

の案内が数多く目に付きます。

サクラの時期の合わせて、4月に入ってからは、連日

何かの催しが開かれていて、催し物のカレンダーまで

準備されています。

宇治では、源氏物語宇治十帳にちなんでサクラ祭りが

石山寺では、有馬稲子さんが、寂聴さんの源氏物語

「藤壺」の朗読。

寺院や美術館では、所蔵する扇面画、屏風や工芸品

の展示が行われ、各所で源氏物語に関連した写真展

絵画展も開かれ、百貨店も協賛して催しを行うなど

源氏物語一色です。

テレビで、源氏物語を原文で読むことを勧めている

研究者の話がありましたが、我々、古文に素養のない

者が取り組むとすると、54巻全部を読み通すのに

一年半はかかるでしょうとの解説に驚きました。

登場する人物の人数も並大抵な数では在りません。

紫式部は、こんな長編を何年かかって、書き上げたの

でしょうか?

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。

安全と安心非常持出袋の準備は?



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