絵画: 富士山と蓬莱山 油絵 10号
若葉の季節に森の中を歩くのは気持ちがすっきりとして
良いものです。
冬の枯れ木の雰囲気とは違って、太陽の光が直接に
道まで差し込まずに木の葉の間できらきらと輝いている
木漏れ日のある場所などは、ファンタスティックな気分に
なります。
小鳥のさえずりでもあれば、デイズニー映画の場面に
なり、木陰から兎や小人が出てくればピッタリです。
でもよいところばかりではありません。
この季節では、上と下と両方に注意を払わねばならない
ならないからです。
必ずといって手遅れになるのが、ぶら下って下りてきて
風に揺られている毛虫の仲間です。
よそ見をして歩いていると、毛虫が直接顔に付くことさえ
あり、防止や衣服につくことはしょっちゅうです。
もう一つが道に出てきているヘビです。
まだ動きが鈍いですから、常にヘビに備えて2~3m先
に注意を払って歩くことが必要です。
更に言えば、広葉樹の下の落ち葉です。
カシやシイの仲間やクスノキなどは、この季節に若葉を
出すと共に古い葉を落とします。
カサカサと落ち葉の上を歩くのは気分が良く、好きなの
ですが、脂分を含んでいて非常に滑り安く、坂や石段の
上などではスリップに要注意です。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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