東尋坊 油絵 10号
ゴールデンウィーク期間中にドライブで山野の景色を
楽しんだ人も多かったことでしょう。
今頃は、林や森の中の道では、若葉の中に咲いている
ピンク色が鮮やかなヤマツツジを楽しむことができます。
先日、高速の両側の斜面が真黄色に染まっている場所
を通りました。
良く見ると、エニシダのようでした。
エニシダが植えられているところに出会ったのは、始め
てのことで、思わず、スピードの出し過ぎに注意を促す
ために植えられているのだ、などと冗談を口にしました。
そうすれば、これまた、キョウチクトウが植えられている
高速道路をよく利用しています。
夏になって、花が咲く頃には、高く伸びたキョウチクトウが
路肩を覆うように赤い色で壁を作ります。
スピード違反の赤い旗が並んでいることになりますね。
エニシダは地中海地方原産、キョウチクトウはインド原産
で共に江戸時代の前半に日本に伝わったようです。
エニシダは、南欧の風景絵画には、よく登場する花です。
共に乾燥に強いようですが、特にキョウチクトウは、公害
に耐久力があり、広く、街路樹として植えられています。
昔、古老から、別名「ウマゴロシ」と呼ぶと教えられました。
調べると、やはり、非常に毒性が強く、青酸カリ以上の
強い毒性があり、燃やした煙なども危険だといいます。
学校などで、このキョウチクトウの毒性に備えた教育が
全くされていないのを危惧する意見も多いようです。
この木の箸や串焼きの串に利用して、死者が出た例も
あるようですから、身近にある危険物の一つです。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
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