卓上の花 油絵 10号
富山湾で深海魚のリュウグウノツカイが打ち上げられている
のが見つかったニュースがありました。
体長が4mほどだったそうですが、リュウグウノツカイの
大きいのでは、過去の例では10m近くもの長さのものが
発見されています。
頭の先には、頭飾りのように紐状のひれが長く伸びていて、
腹ひれも糸状に長く、体の色は銀色という優美な姿を
備えているので「竜宮の使い」という名前が付いたようです。
日本の沿岸では時折打ち上げられますが、非常に珍しいので
地方によっては、地震などの異変の起こる前兆ではないかと
恐れられたりしました。
深海には、未知の不思議な魚が多く居り、大きな口を開けて
他の魚を待ち受けているのや、チョウチンアンコウの場合は
発光体を口の前にぶら下げて魚をおびき寄せて食べます。
水の中で光が反射しているように発光させて自分の身体を
カモフラージュしたり、襲われたときに相手を驚かすために
発光体を備えているもの色々といるようです。
深海のため、目が退化しているためセンサーの役割をする
胸ビレを備えて、エサを捕食するナガヅエエソも日本近海の
深海に住んでいます。
ヘビのように大きな獲物を捕らえたときには顎の関節が
外れる仕組みを備えた魚など、深海は不思議の世界です。
0 件のコメント:
コメントを投稿