ガーベラと花瓶 油絵 １０号新年 明けましておめでとうございます。
今年は干支ではトラ年、庚寅（かのえとら）の年です。
百獣の王であるトラは、我々日本人には、中国を連想
させますが、氷河期には大陸から氷が張って陸続きに
なったときに日本列島に渡ってきていた証拠が出ています。
現在は動物園でしか見られませんが、何万年かの昔には
古代虎が日本の国の中をうろついていたようです。
中国からは、干支（えと）の中で３番目の動物として
登場していますが時間では、寅の刻（午前３時～５時）で
あり、方位としては西の方位を司る霊獣です。
中国から伝わったことわざの中で我々の日常生活で
ものが少なくありません。
弱くて能力もないのに他人の威勢を笠に着るトラの威を
借りるとか、やってはならないことをするトラの尾を踏む
とか、非常に大事なものを虎の子と言ったりします。
動物でもあり、子供のことを思って、千里先まで行っても
その日の内に帰ってくる、虎は千里行って千里を帰る
とか、苦労をして子供を連れて川を渡る虎の子渡しなどの
ことわざなど、多く伝えられています。
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