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2010年1月6日水曜日

えびす祭り

黄色いアステイルベの花  油絵  10号



関西では年初の大きなお祭りといえばえびす祭り、阪神

地方ではえべっさん、大阪のプロバスケットチーム名は

「エベッサ(エヴェッサ)」である。

門の両脇や塀の角などには、大国さんと対でえべっさんが

置かれているのをよく見かける。

大国さんは米俵に打出の小槌を手にしているのに対して

えべっさんは大きな鯛を左脇に抱えて右手には釣竿を

持っているのが一般的なスタイル。

大国さんの陸に対して、えべっさんは海の神様として

信仰されている。

二神ともにふくよかな表情を備えた福の神として庶民の

信仰を集めている。

秋の収穫後の神無月の頃には、竈の神、ヘッツイさんの

神として五穀豊穣を願い、祝うえびす講がありますが

どちらかと言えば、関東地方が中心。

漁業の神様として、各戸に戎さんの像を玄関先に祭って

いる漁村の生活の紹介もテレビで時折見かけます。

大阪では今宮戎、堀川戎、神戸では鎌倉時代からの

歴史を持つ西宮戎が有名で、いずれも1月10日が

本祭になっている。

今宮のえべっさんでは「商売繁盛に笹持って来い」と

掛け合いが賑やかで、毎年本宮の夜は身動きが出来ない

ほどの人出で賑わう。

近くに昔から魚市場があり、また浜辺近くであったので

元々は漁業の神様だったのが、今では大阪商人の

商売の神さんに中心が移っている。

一刻も早く景気が景気が回復しますように、えべっさん

たのんまっせ!

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