花のある花瓶 油絵 10号
09年の年間の日本の新車販売台数が300万台をも
下回っていることが明らかになりました。
軽自動車を除くと、292万1085大となり、昭和46年
以来の300万台割れになります。
不景気対策の一つとしてエコカーに対する大幅な減税や
補助金の支給など販売落ち込み阻止に備えた経済対策を
打ち出しましたが、一部のハイブリッド車だけに注文が
集中するだけで、幅広い底上げには結びつきませんでした。
税金の投入でトヨタ自動車を救ったような結果です。
08年に比べて9.1%のマイナスでしたが、堅調であった
軽自動車にも需要の減少が及んでいて、価格の安さと
燃費性能の良さや維持費の安さなどの利点を備えている
軽自動車もマイナス9.7%とほぼ同等の落ち込みです。
雇用が不安定であり収入が伸びない中で、若者にとっては
とても新規に新車を買おうとする意欲は湧かないでしょうし、
また、買換えも故障で動かない状態にならない限り、
積極的に買い換えようとする気持ちにはならないでしょう。
エコカーに対する補助金支給制度を半年間延長する
することになって、自動車業界では落ち込みの下支えに
なってくれることに期待を寄せています。
トヨタの労組出身で実力を備えた人が経済産業大臣で
あることが大きく影響しているのでしょう。
しかし、車の値段を下げることにやたらと税金を注ぎ込む
のではなくて、雇用の促進と収入の安定化にもっと
積極的に取組む必要性があるのは明らかです。
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