花と花瓶 油絵 10号
12月7日からデンマークで開催された地球温暖化に
備えて温室効果ガス・CO2の削減について話し合う
COP15が開催されました。
2009年に開かれたCOP3で締結された京都議定書の
期限切れの2012年以降に備えた新たな枠組みを
決める重要な会議でした。
地球温暖化による海水面の上昇で、南太平洋に浮かぶ
珊瑚礁の上に立地する諸国では、既に居住地まで
しばしば浸水に見舞われる状態になり、ツバルやキリバス
共和国では、国の水没の危機が現実性を持って迫って
来ており、一刻の猶予も許されない状況です。
こうした水没の危機に瀕している国からも首脳が参加して
危機を訴えました。
現在、全世界で温室効果ガス排出量が最大の国が中国で
次がアメリカで、両国を合わせて、41%を占めています。
ちなみにEUは3番目で14%、日本は5%です。
日本は鳩山首相が、拙速であったとされていますが
COP15に備えた国連の会議で1990年比で25%と
非常に大幅な削減目標を発表し、全世界から注目されました。
しかし、会議では他に具体的に削減量の目標値を公表する
国はなく、中国はアフリカ諸国など77カ国でG77グループを
結成して、経済発展にマイナスとなる排出量削減目標の
枠組み策定に猛反対し、アメリカも経済の発展に負担になり
雇用の増加政策にマイナスとなる削減に反対して、結局
会議では所期の目標を得ることなく、COP15は沈没しました。
最も責任の重い立場にある両国の責任は重大です。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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