秋の季節に訪れた山里の広場に、サクラが満開の木が
3本並んでいました。
植物園でも見かけたことがありましたが、10月桜という
種類のサクラのようです。
耐寒性を備えているのかどうかは判りませんが、多分
寒くなる前に花の時期は終わるのでしょう。
近くの公園では、1本だけながらフユザクラがあります。
11月頃から咲き始めていましたが、今年は例年より
花数が多くて、早くに咲き終えてしまうのではないかと
ちょっと気がかり。
厳冬期の2月でもちらほらと花を咲かせていて、早咲きの
ヒカンザクラが見られる少し前に花の時期を終えます。
満開だとはいっても花数が少なく、目立ち難く華やかさが
ないので、見物にやって来る人は稀です。
名前の通り、冬最中に花を付ける性質を備えているとは
最初は驚きの木でした。
マメザクラの種類に含まれていて、野生種ではなく、
寒さに強い性質を備えているものの中から選ばれて
作り出された園芸種のようです。
ヤエザクラが5月の中旬に散ってしまうと、日本国内では
夏の時期にはサクラの花が見られないことに。
フユザクラとは反対に、夏の最中の暑さに強いサクラは
産み出されてはいないようです。
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