ムクドリの糞撃に憤激

樹氷　　　油絵　　１０号







夕暮れが迫る時刻に益から通りへ出ると、街路樹が

揺れ動いているので、よく見ればスズメが集まって来て

今夜のお宿に備えたミーテイング中。

２～３年前には、徹底的に枝が刈り込まれたために

姿を見せなくなっていたが、今年は、左程枝も茂って

いないのに、やはりこの場所がお気に入りのようだ。

街中ながら、最近は特に目に付くようになったのがムクドリ。

こちらも、昨年は少なかったのが、今年は様子が変わって

４時近くになると、帰巣に備えて数十羽ぐらいの集団で

あちこちの電線や木や塔に集まって、騒ぎ立てている。

路上に油状のオトシモノが点々と広がっていている。

以前に、一面におびただしい木の実の殻が落ちて

いましたが、近くから木の実をくわえてきては、そこで

殻を割って中身を食べる食事場になっていたようです。

中には食べ損なって、丸のままの落とし実も。

先日、街路樹のイチョウの横で信号待ちをしていたときに

背中に何か物が当る軽い衝撃を感じましたが、舞い落ちて

来るイチョウの葉が当っていると思い、秋だな、なんて

一人合点していたのです。

暫らくして、帽子に衝撃を感じたとたん、目の前に小さな

水玉状のものが飛び散りました。

はっとして見上げると、電線はムクドリで埋め尽くされて

おり、おしゃべりの真っ最中でした。

車の音と信号に気を取られていたのが不覚でした。

信号待ちの下校生は、少し離れて立っていたのです。

　「備えよ常に！　備えあれば憂いなし」ですね。
　
　健康と安心のメタボへの備えは？







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