イノシイの狼藉が広がる

雲海　　絵画　　１０号





ハイキングで山田のあるところや林の小道などを歩いて

いると、イノシシが路肩や側溝などを掘り返した跡に

出くわすことが非常に増えた。

特に、干支の当たり年で勢いを得たわけではないだろうが

近年、毎年広がりも規模も大きくなってきている。

よく行く山裾にある公園では、耕運機で掘り返したかの

ように、２０～３０坪もの面積が荒らされることがある。

何頭かの集団でやって来てミミズを探して掘り返すのだ。

最近は狩猟を趣味とすることが難しく、狩猟免許を取ろうと

すれば、個人の資質もさることながら、様々な要件を

備えていないと免許がとれない。

猟友会などに加入している人の年齢層も高くなり、山へ

入る人はますます減って、イノシシの聖域が増えるばかり。

最近は緩和されるようになってきているらしい「くくりわな」に

よる捕獲も、ワナの直径が１２ｃｍと小さくなってから捕獲

頭数が減り、繁殖増による農作物被害が急増している。

イノシシやシカなどの獣害に備えて、最近は電気柵が

効果を上げているようで、山間の田畑で多く見られる

見られるようになった。

イノシシの子供のウリ坊は、ペットにしたいぐらいに可愛く

チョコチョコと道を横切る様子は心が和む。

しかし、うっかり近づくと怖い親イノシシが、うちの子に

何をするのかと、つっかかって来るからご用心。

　「備えよ常に！　備えあれば憂いなし」ですね。
　
　健康と安心のメタボへの備えは？







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