何でも順位付けをしたくて上から目線がお好きな
韓国だが、2位とは言え、こればかりは喜んでは
いられないのが少子化の深刻化だ。
韓国統計局の発表では、2010~14年の韓国の
特殊合計出生率(1人の女性が生涯に出産する
子供の人数)が1.23だった。
韓国の出生率は1970~74年は4.21だった。
だが、日本と同様に経済成長が進むと共に生活
習慣や結婚への考え方などが変化して晩婚化が
進み、未婚者も増加した。
2014年には、特殊合計出生率は1.21にまで低下。
危機感を覚えた政府は少子化対策に備えた予算
投入や各種の奨励策を講じたが効果がなしに。
挙げ句は、罰則的な趣旨を備えた独身税までもが
飛び出したが、これは流石に大反発を食らった。
このままでは、2060年には総人口が現在の5100
万人から4400万人まで減少すると予想。
労働力人口は2012年をピークに既に減少に転じて
おり、総人口比は2012年が73.1%、60年には49.70%。
その結果、15~64歳の人、1人が支える14歳以下
および65歳以上の人数は、現在の0.37人から3倍
以上の1.01人まで増加し、1人が1人を支えることに。
65歳以上の高齢者は人口の4割で世界2位に。
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