ページ

2015年7月3日金曜日

中国 農村の留守児童が6102万人 全児童の22%

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ハナモモ



中国民は誕生地により戸籍が農村戸籍と都市戸籍に

厳格に区分されており、農村から都市への移動は

基より、国から受けるサービスにも大きな差がある。

現在都市人口は54%ほどとなっているが、全てが

都市が備えている教育や医療のサービスを平等に

受けられる訳ではない。

全国の年には、農村から都市への親の出稼ぎに

伴われて来て都市に居住する流動児童(1~7歳)が

2877万人居る。

北京市を始め、各都市では流動児童の入学数が

毎年増加し続けるため、教員不足や施設の不足

などによる出費増のため厳しい入学制限をしている。

親の実家に子供の面倒をみる老人が居ない証明など

5種類の証明書(五証)の提出を義務付けるなど

実質、入学を拒否する壁を設けて、多くの子供が

都市部で義務教育を受けられず故郷へ戻ることに。

2013年度には、農村部で出稼ぎの親と離れて生活を

している留守児童が6102万人も居る。

また、子供1人で生活をしている独居児童が

200万人も存在するとされ、毎年自殺や事故死する

痛ましい事件が発生している。

地方都市の政府は、教育関連投資は幹部の在任

中には利益を生まない投資であるため敬遠される。

特に、流動児童が多く、毎年、新入学する子供が

2万人づつ増加する北京市では、受入れに備え

教員増や校舎建設が追いつかぬとして流動児童に

対して厳格な受入れ制限を実施している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










0 件のコメント: