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2015年7月7日火曜日

血液検査で認知症予備軍を検知

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ラークスパー



2012年に462万人とされている認知症患者が

2022年には700~800万人になると予測されている。

2015年1月には、「認知症施策推進総合戦略」

(新オレンジプラン)が策定されて、認知症患者の

増加阻止に備えた施策が国の重要課題とされた。

アルツハイマー病が認知症の7割を占めており、

認知症対策はアルツハイマー病対策でもある。

アルツハイマー病は、発症原因となるたんぱく質

「アミロイドβ(ベータ)」が脳内に蓄積されると、

神経細胞を傷つけて起こるとされる。

このほど、東京医科歯科大の研究チームは2001年

から12年までの間に900人を対象に、認知症の

発症と、血液成分の関係を調査した。

その結果、軽度認知障害からアルツハイマー病と

症状が進むに従いアミロイドβの脳外排除などに

関っている3種類のたんぱく質の減少が確認された。

さらに、この3種類の血液中のたんぱく質量を測る

ことにより、軽度認知障害を高精度に判別できる

検査法の開発に成功した。

現在、保険が効かないため、数万円の検査費用が

必要だが、全国約400ヶ所の医療機関で検査を

受けられるようになっている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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