欧州宇宙機関(ESA)の探査機「ビーナス・エクス
プレス」が金星表面で収集したデータ解析の結果、
地表よりも数百℃以上熱い高温の物質の、1Km2
から200Km2以上の広範囲での存在を確認した。
金星の表面温度は500℃にも達する高温だ。
このため海の水は蒸発してしまい、空は厚い雲に
覆われて地球からは地表の状況は見えない。
地表は二酸化炭素に満たされていて、地球が
温暖化していった未来の姿だとも言われる。
地球も月も、金星や火星などの太陽系の惑星など
全ては約46億光年前に同時に誕生した。
金星は地球から太陽までの距離の約30%の
位置に在り、大きさは地球よりほぼ5%小さい。
金星の表面は非常な高温であるため、過去に
金星に到達した旧ソ連の探査機や米国のビーナス
2号などは到達後に備えていた機器は高熱で
使用不能になり、僅かな情報しか得られなかった。
だが、今回ビーナス・エクスプレスが備えていた
観測装置による情報から、存在しないとされて
いた活動中の火山の存在が確認された。
一方、2010年(平成22年)5月に打ち上げられた
日本初の金星探査機「あかつき」は、打上げ後の
故障で金星を回る軌道に乗れず、太陽の周りを
回っているが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は
搭載されている小型エンジンで、今年12月7日に、
金星を回る軌道への投入に備えた準備を進める。
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