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2015年7月24日金曜日

「キョンシー肉」が流通の裏に食肉格差

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
栴 檀



6月に中国税関が1970年代や80年代の日付が

入った冷凍肉10万トン以上を摘発したニュースが

中国国内でも大きな社会問題になっていると言う。

カエルやネズミなどの肉を羊肉などに偽装する

のは一般的であり、「注水肉」や「病死肉」の

流通は日常的に行われている。

赤色に見栄えを良くするために毒性を備え

化学染料や発色剤、更に多量のホルモン剤の

使用は無くなることはない。

とっくに廃棄されている筈の肉が蘇って来たと

して、中国国内で「キョンシー肉」と呼ばれている。

摘発された10万トンの冷凍肉は、ブラジルやインド

などから香港に集められ、ベトナムに輸出された

後に、中国へ密輸されたものとされる。

ヨーロッパの国々で災害や品不足に備えて備蓄

されていた肉が、期限切れで処分される際に

闇ルートに流れ出たものも少なくないようだ。

こうした品質の落ちた肉でも、味付けの濃い中華

料理では、十分に食用に耐えるとされている。

だが、それ以上に粗悪な食肉が多量に出回る

理由は、食肉格差にあるとされている。

飽食の都市部住民に対し、年に数回しか肉を

口にできない農村部が存在する限り、危険性を

顧みず「安ければ買う」というのだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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