6月に中国税関が1970年代や80年代の日付が
入った冷凍肉10万トン以上を摘発したニュースが
中国国内でも大きな社会問題になっていると言う。
カエルやネズミなどの肉を羊肉などに偽装する
のは一般的であり、「注水肉」や「病死肉」の
流通は日常的に行われている。
赤色に見栄えを良くするために毒性を備えた
化学染料や発色剤、更に多量のホルモン剤の
使用は無くなることはない。
とっくに廃棄されている筈の肉が蘇って来たと
して、中国国内で「キョンシー肉」と呼ばれている。
摘発された10万トンの冷凍肉は、ブラジルやインド
などから香港に集められ、ベトナムに輸出された
後に、中国へ密輸されたものとされる。
ヨーロッパの国々で災害や品不足に備えて備蓄
されていた肉が、期限切れで処分される際に
闇ルートに流れ出たものも少なくないようだ。
こうした品質の落ちた肉でも、味付けの濃い中華
料理では、十分に食用に耐えるとされている。
だが、それ以上に粗悪な食肉が多量に出回る
理由は、食肉格差にあるとされている。
飽食の都市部住民に対し、年に数回しか肉を
口にできない農村部が存在する限り、危険性を
顧みず「安ければ買う」というのだ。
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