中国の総人口は約13億6800万人と世界人口の
1/4近くを占めているが、抗生物質の使用量は
世界の総使用量の半分を占める。
1人当たりの平均使用量で見れば2倍を超える
多用国である。
抗生物質の多用により、耐性を備えた耐性菌が
出現し、イザという時には薬が効かなくなる。
日本でも、新型インフルエンザに対する特効薬と
されているタミフルの耐性菌が札幌を始め、
各地で見つかり懸念が広がっている。
中国では、抗生物質の半分が医療用として処方
されて使用されているが、問題は残り半分。
過密飼育などで感染症に冒され易い豚の飼料に
抗生物質が混ぜられて与えられていることは
今や常識になっている。
食肉が赤色に発色させる化学物質と共に、抗生
物質が乱用されており、これらは糞尿を通じて
排出されたものが、そのまま河川に流入している。
養魚池でも同様に感染症やカビ、皮膚病などの
防除用に、これらが餌に混合されている。
流水や地下水、或は穀類や野菜などを通じて
人体に取り込んで、抗生物質が効かなくなる。
中国政府は、抗生物質使用量削減を指示しても
従っているのは、国立の病院だけで、中小医院や
養豚、養魚業者の耳には入らない。
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