7月13日の未明まで続いた厳しいユーロ圏首脳
会議の次の結果、ギリシャへの支援プログラムが
基本合意された。
借金の棒引きは駄目!500億ユーロ規模の国有
資産を再生再建に備えた原資として差出しなさい。
その上で820~860億ユーロ(約11兆8000億円)を
欧州安定メカニズム(ESM)を通じて貸し出します。
消費税の増税や年金支給額の削減、公務員の
首切りなど財政改革の即時実行も支援条件だ。
約束した財政再建策が正確に実行されるかどうか
常時チェックするため監視団を派遣します。
などなど、ギリシャ人にとっては屈辱的な内容で
あるが、EU圏内で生き残るためにはこれしかない。
2012年に続く財政支援だけに、債権団側にしても
許されぬ失敗回避に備えて条件も厳しさが増す。
だが、結局はギリシャが抱えている負債3150億
ユーロ(44兆1,000億円)の80%をEU圏側債権者が
占めており、破綻による損切りも出来ないために
懸念が大きくても追い貸しをせざるを得なかった。
国の財政が火だるまの最中に、放火によるものか
首都アテネ近郊で複数の山火事が発生し、軍の
出動を命じて消火活動に当ると共に、こちらも
欧州連合(EU)に支援を要請する羽目に。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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