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2015年7月21日火曜日

火だるまのギリシャ ここは頑張らねば

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
八房の藤



7月13日の未明まで続いた厳しいユーロ圏首脳

会議の次の結果、ギリシャへの支援プログラムが

基本合意された。

借金の棒引きは駄目!500億ユーロ規模の国有

資産を再生再建に備えた原資として差出しなさい。

その上で820~860億ユーロ(約11兆8000億円)を

欧州安定メカニズム(ESM)を通じて貸し出します。

消費税の増税や年金支給額の削減、公務員の

首切りなど財政改革の即時実行も支援条件だ。

約束した財政再建策が正確に実行されるかどうか

常時チェックするため監視団を派遣します。

などなど、ギリシャ人にとっては屈辱的な内容で

あるが、EU圏内で生き残るためにはこれしかない。

2012年に続く財政支援だけに、債権団側にしても

許されぬ失敗回避に備えて条件も厳しさが増す。

だが、結局はギリシャが抱えている負債3150億

ユーロ(44兆1,000億円)の80%をEU圏側債権者が

占めており、破綻による損切りも出来ないために

懸念が大きくても追い貸しをせざるを得なかった。

国の財政が火だるまの最中に、放火によるものか

首都アテネ近郊で複数の山火事が発生し、軍の

出動を命じて消火活動に当ると共に、こちらも

欧州連合(EU)に支援を要請する羽目に。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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