2015年7月14日火曜日
竜巻予測に期待の新型気象レーダー
局地的な豪雨や竜巻の発生予測には、刻一刻
発達しながら移動する積乱雲内部の立体的な
状況把握が必要不可欠だ。
現在のパラボラ型気象レーダーでは1回の観測に
2分半から5分程度かかるため、正確な予測は
難しいが、新型の「フェーズドアレイ気象レーダー」は
30秒ごとの観測頻度であるため従来の5倍以上で、
地上から上空約16Kmまでの観測能力を備える。
「フェーズドアレイ気象レーダー」は、平面上に
128本のアンテナが配置され、一度に大量の電波を
送受信できるため、従来のパラボラ型と比べて
数十倍の観測能力がある。
つくば市の気象庁の気象研究所に7月8日に
導入された新型気象レーダー観測により、竜巻
発生頻度が高い関東平野での活躍が期待される。
平成24年5月6日に、つくば市・常総市で発生した
竜巻は藤田スケールでF3(70~92m/s)の強度で
死者1人、負傷37人の被害を出した。
日本では、陸上の竜巻が年平均25件(2007~14)
観測されており、9月に最も多く7~11月に集中する。
現在、沖縄と神戸、大阪に新型気象レーダーが
設置されて稼働している。
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