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2015年7月2日木曜日

マグマの活動が活発な日本の火山帯

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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2014年9月27日、御嶽山が噴火して後、2015年

5月29日に口永良部島新岳が、更に6月16日には

浅間山と相次いで噴火が発生し、この間も箱根

山は激しく水蒸気を噴き上げて噴火状態が続く。

噴火の形態には3つのタイプがある。

御嶽山の噴火は「水蒸気噴火」で、地下に存在する

マグマの上に溜っている水が熱せられて水蒸気と

なり、蓄積された圧力で一気に爆発的に噴出する。

口永良部島新岳の噴火は、地下から上昇して来た

マグマが溜っていた水や地下水に接触して気化した

水蒸気が火口壁などの周辺の岩石を爆発的に

吹き飛ばして噴出する「マグマ水蒸気噴火」だ。

6月の浅間山の噴火は、4Km離れた場所で降灰が

認められたが、専門家の分析では新しいマグマ

成分が検出されなかったので、現時点では水蒸気に

よるものと判断された。

だが最近では平成16年9月、また平成21年2月には

噴石が飛び、降灰が遠方まで及ぶ小噴火が発生。

1783年にはマグマが流出して村落が飲み込ま

れる大規模な「マグマ噴火」が発生している。

マグマ噴火も地下の深い所から上がって来て、

プレートが誕生する海嶺を造るハワイやアイス

ランドの火山では溶岩は流れるように噴出する。

一方、プレートが沈み込む位置に在る日本列島や

インドネシアなどでは、100Kmほど沈み込んだ

周辺で、高温、高圧状態のところに岩石中の水分も

加わってマグマができ、岩盤の割れ目、隙間を

伝って上昇して来て、マグマ溜りが形成される。

これらのマグマが、更に上昇して地表近くで水に

作用して爆発的噴火を起したり、或は現在噴火中の

西之島のようにマグマが噴出して火山を形成する。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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