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2015年7月18日土曜日

オレンジ摂り過ぎ 皮膚がんの原因に

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
カーネーション



一般的な日本人の認識、特に女性にとっては

ビタミンCが備える美容効果には絶大の信頼を

置いているのではないだろうか。

かんきつ類を摂取することで、活性酸素から

細胞を守り、代謝を良くし、肌の老化を防ぐ。

或は、肌のシミを防ぎ、改善の働きをする。

確かに、ビタミンCはこうした肌への美容効果を

備えていることは間違いがないとしても、摂り

過ぎは逆効果で皮膚がんになるリスクが高まる

との報告が出されている。

米国臨床腫瘍学会(ASCO)の6月の学会誌で

全米の女性63,810人について1984~2010年間に、

男性41,622人については1986~2010年までの間、

皮膚がんを発症した1840人を対象に、摂取した

かんきつ類との関連性を調査した結果を報告。

1週間に2回~4回、オレンジやグレープフルーツを

食べたり、そのジュースを飲んだ人は、1週間に

2回未満しか摂取しない人に比べて皮膚がんの

発症リスクが10%増加し、1日平均1・5回以上、

摂取した人の場合は36%も上昇した。

リスクが高かった人の大半はオレンジジュースを

飲み、グレープフルーツの果実を食べた人だった。

研究者らは、柑橘系の果物などに含まれる光毒性

物質で、人の皮膚の紫外線に対する感受性を高め、

皮膚を傷付け易くする「フロクマリン」や「ソラレン」が

原因だと説明している。

かんきつ類好きの人は、皮膚がん防止に備え

太陽に長時間、肌をさらすことを避けるよう注意を

払うべきだと警告している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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