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2016年9月9日金曜日

米国ルイジアナ州の洪水 1000年に1度の豪雨

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
サルスベリ



8月12日から米国南部のルイジアナ州のバトン・

ルージュからリビングストンにかけた地域が豪雨に

見舞われ、記録的な洪水が発生した。

報告では15日朝までに600mm(約2フィート)以上の

雨が降り、ルイジアナ州南東部の9河川の水位は

過去最高の水位を記録し、1983年の洪水のときの

記録より1・5mも上昇して洪水が発生した。

米国南東部では、近年バケツをひっくり返したような

一気に降る雨が特に増加しており、1950年代と比べ

27%も増加しているという。

この地域での集中豪雨のメカニズムは、夏のこの

時期には、熱帯性の東風によってカリブ海全域を

吹く熱帯波が生まれ、それが北向きになって米国

沿岸部に向かって流れて行く。

こうして発生した低気圧が米国南東端のフロリダ州を

越えてメキシコ湾に入り込む。

衛星写真では、今夏は米国の南側のメキシコ湾

周辺の海水温が以上に高温になっており、また、

ルイジアナ州のバトン・ルージュの東に位置する

ニューオーリンズ上空の観測気球が過去最高に

近い大気中の湿度を記録していた。

高温の海水温により、メキシコ湾の大気は大量の

水蒸気を備え、雨嵐が発生する最適な環境だった。

専門家は、温室効果ガスで地球の大気が温められ、

そこにより多くの水分を貯められる環境になっている。

このため、今後もルイジアナ州で起きたような洪水が

世界各地で発生すると指摘している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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