かって大阪と奈良の境の生駒山の山麓公園で赤
サンゴのようなキノコに注意を呼びかける表示を見た。
最近は、生駒山中で100本超もの発生がみられるとか。
ここ2~3年、奈良盆地を隔てた東方の春日山や若草山
でも発生するようになって注意を呼びかけられている。
この毒キノコ、真っ赤な上に角のように突き出て生える
ためか「カエンタケ」と呼ばれており、猛毒性を備えて
おり、少量でも口にすれば命にかかわる。
誤って口にすれば約30分後には悪寒や嘔吐に襲われ、
手足のしびれなどを発症し、数日後には消化器不全や
脳神経障害を引き起こし、死に至ることもあるという。
キノコの液体などが身体に付着するだけでも炎症を起す。
中には薬用になると勘違いして薬用酒にした死亡例も。
近年、カエンタケが増えてきているのは、ナラやクヌギ
などの木を枯らすカシノナガキクイムシが増えており
夏に紅葉を思わせる立ち枯れが多くみられる現象と
関連性があるのではと指摘する人も。
1本食べたら死ぬとされる、真っ白な「ドクツルタケ」や、
シイタケやヒラタケとよく似た「ツキヨタケ」も要注意だ。
道の駅で、毒性を備えた「クサウラベニタケ」が、食用の
「ウラベニホテイシメジ」に混じって販売されて大きな
問題になったことがあったが、この二つは専門家でも
見分けが容易でないほど似ているという。
図鑑頼りの素人鑑定は非常に危険だと言うことだ。
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